【必読】犬の『車酔い』&『車嫌い』を克服した話|ミックス犬の日常

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我が家の愛犬ラテは、『車酔い』が酷く、そのために『車嫌い』でした(過去形)。今回は、どのようにして愛犬ラテが車酔いを克服したかを紹介します。ラテの場合となりますが、愛犬の『車酔い』が酷く『車嫌い』で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

犬の『車酔い』&『車嫌い』克服法を実践するまで

愛犬の車酔いが発覚

何回か近所のドライブを経験をさせてからだったのですが、遊びに車で45分くらいの遠出をしたときのこと・・・

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ラテは、車内で何度も嘔吐してしまいました

嘔吐の都度、ラテの休息と車の掃除のために停車しため、目的地まで45分で着く距離にも関わらず、1時間半以上かけて到着することとなりました。

そのときの辛い思いが心に残っているラテは、車が大嫌いになってしまいました。次のドライブの時は、なかなか車に乗ろうとしませんでした。ラテには、本当に可哀想なことをしてしまいました。

車の「酔い止め薬」効果がないことが発覚

ラテの嘔吐以来、車で長距離のお出掛けをする前は、動物病院へ行き『犬用の酔い止め薬』を処方してもらうことにしました。そして、ドライブの数分前に『犬用の酔い止め薬』を飲ませてからドライブしたのです。・・・・・・しかし!全く効果がありませんでした

ラテが車に乗れないと、ラテと一緒にお出掛けができない。ラテにとっては散歩さえしていれば、お出掛けの必要性がないのかもしれません。しかし、毎回ラテはお留守番・・・なんて可哀想です。だからと言って、ラテのために全く旅行等のお出掛けしないで過ごす日々は、我々人間もストレスが溜まります。

「ラテと一緒にお出かけしたい!BBQしたい!旅行したい!思い出作りたい!!」

そこで、私たちは、ラテの車嫌いを克服させるために車に慣れる練習を繰り返しました。最終的に、ラテは、『車酔い』&『車嫌い』を克服しました。まだ山道が苦手のようで山道はゆっくり走ることにしています。しかし、通常の道は全く酔うことがありません。高速に至っては、ここぞとばかりにグッスリと眠っています。

以下は、私たちがラテの『車酔い』&『車嫌い』を克服するために行ったことを紹介します。

犬の『車嫌い』&『車酔い』克服法

①まずは車内に慣れさせる

まず、1週間、毎日、車に乗せます。

その際、エンジンを付けた状態車を動かしません。1時間、車内では、ラテを好きなようにさせています。そして、車内では、ご褒美の”おやつ”を沢山あげます。ここでは、”おやつ”を惜しんではいけません。これを毎日、1週間、繰り返すことにより、ラテは、以下のように認識することができます。

~ ラテの頭の中 ~
  • 車に乗る

    🐕嫌だなぁ・・・

  • ”おやつ”が貰える

    🐕おっ!良いことがあったぞ!

  • 完成
    「車に乗ると、良いことがある」と認識

    🐕車、好き~♪

ただ、残念なことに1つ問題があります。

エンジンを付けた車の中で発進もせず、ただただ犬と一緒にいるだけの私・・・。周囲の人から見たら「怪しい」以外の何者でもありません

しかし、周りの目を気にしている場合ではありません。犬の車嫌い克服のため、1週間、周囲の人からの「変わり者認定」を覚悟の上で頑張りました。

②近所をドライブ

ラテがエンジンを付けた状態の車内に慣れたら、次は近所のドライブです。

まず、車の乗車時には必ず”おやつ”を沢山あげました。惜しみなくです。

おやつtimeを終えたら、ラテをクレートに入れて車を発進。はじめは5分ほどのドライブで済ませました。ドライブ後は、そのまま大好きな散歩へ行きました。これを1週間続けました。

運転中なので注意してやらないといけませんが、赤信号で停車した際、たまに”おやつ”をあげました。

5分が慣れたら、10分・・・20分・・・と時間と距離を増やしていきます。


我が家では、上記①を行ってから②を行い、どんどんドライブの距離と時間を伸ばしていきました。もう大丈夫かな・・・という頃に家族で長距離のドライブをしたところ、ラテ自身も楽しかったのか、次からは喜んで車に乗ってくれるようになりました。

ラテが、『車嫌い』&『車酔い』を克服した瞬間です。

そして、以下は、我が家がラテを車に乗せる際に気をつけていることです。

犬を車に乗せるときに気をつけていること

犬はクレートにin

我が家では、ラテをクレートに入れた状態でドライブしています。

たまに車内の助手席に乗って窓の外を眺めたりしているワンちゃんを見かけます。私にとって、このようなワンちゃんは憧れでもあったりするのですが、車内で自由に身動きできると酔いやすいとのことです。そのため、運転中はラテを狭い空間のクレートに入れています。

愛犬をクレートに入れて運転するのに良い事が2点あります。

  1. 万が一、嘔吐した際にクレート内だけだと掃除が簡単です。
  2. クレートをシートベルトで止めているので、万が一、事故が起こった場合に愛犬の安全確保に繋がります。

助手席にワンちゃんを乗せて運転することに憧れますが、以上のように、クレートに入れることによって良いこともあります。

犬とドライブするときの持ち物

  • トイレットペーパー
  • ペット用の消臭スプレー
  • バスタオルしかも複数枚

上記は、車に常備してあります。バスタオルは、常にクレート内に敷いています。万が一、ラテが嘔吐してしまったら、敷いていたバスタオルを使用してクレート内の掃除します。その後、新しいバスタオルに交換しています。そのため、バスタオルは複数枚、常備しています。

ラテは、『車嫌い』&『車酔い』を克服はしましたが、まだ山道が苦手なようです。山道を通らなければならない場合もあるので、使用しなかったとしても上記の常備品は万が一のために欠かせません。

犬の『車嫌い』を再発しないために、注意していること

せっかく克服したラテの『車嫌い』ですが、再発しないように注意していることがあります。

それは・・・ 『車で動物病院へ行かないこと』

ラテは、避妊手術をして以来、病院が大嫌いな場所になっています。車を克服した後に、一度、ラテを車に乗せて動物病院へ連れて行ったことがあります。そしたら、次からは車に乗ろうとせず、車嫌いが再発してしまいました。以降、車では動物病院へ連れて行ってません。病院へは、散歩がてら徒歩で行っています。

「車に乗る → 大嫌いな病院へ行く」

ラテの頭の中で、このような認識にならないようにしています。


このように試行錯誤の結果、『車酔い』&『車嫌い』を克服したラテ。

今では、散歩時にラテ自ら家族の車の近くに寄って行き、私をチラっと見ます。そして、笑顔を見せてくれます。

『車酔い』の酷い犬だと、ドライブでのお出掛けを我慢するようになり人間にもストレスが溜まってしまいます。我が家も、ラテの『車酔い』&『車嫌い』が克服できない間は悩みの種でした。

今では、ラテと一緒に旅行や日帰りレジャーを楽しめるようになりました。ラテを連れて色んなところに行っています。このブログでは行った先の紹介もしていますので、是非ご覧下さい。

もし愛犬の『車酔い』&『車嫌い』に悩んでいる方がいましたら、我が家の犬の『車酔い』&『車嫌い』克服法を試してみてはいかがでしょうか。

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車で1時間ほどの場所。無事、嘔吐せずにたどり着けました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。